コラム

新しい時代の家庭教育を語る! ~テストの結果はどうでもよい!!~ Vo.1
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子どもたちに学ぶ楽しさを感じさせる、家庭環境とは。家庭教育の専門家の岩田かおりさんをお招きして、現代の家庭教育の親の考え方について具体例も含めてお話いただきます。論理的な思考を身につけ、問題解決能力を高めたい方はぜひご一読ください。

コラムについて

本コラム『新しい時代の家庭教育を語る!』は、今回を含めて全2回を予定しています。

~~予定~~
Vo.1 テストの結果はどうでもよい!!(本コラム)
Vo.2 受験に対しての親の余裕の作り方

子どもが「学び体質」になるための親の考え方

出口先生

出口先生

こんにちは、出口汪です。
家庭教育の専門家でママプロジェクトジャパン代表取締役の岩田かおりさんをゲストにお招きしています。岩田さんのところに通われるのは、お母さん方なんですよね。

イベントなどはお父さんもいらっしゃっていただくのですが、その後の本講座には、ジェンダーの時代ですけれども、女性だけに限定しています。というのも、やっぱり課題感っていうのがやっぱり女性と男性で違います。男性はそんなことはどうでもいいじゃないと思うことでも、女性はすごくデリケートで悩んでいる場合もあります。話しやすい環境にするために、ママだけにしています。

岩田さん

岩田さん

出口先生

出口先生

分かりました。
僕が共鳴したのは、子供たちに押し付けるのではなくて自ら学び、自ら考える子供たちを育てるように保護者の方にいろいろなアドバイス・指導をしていらっしゃることです。元々こういう考え方というのは僕もやっていたのです。一般的には受験のために詰め込み教育や、ムチを打って勉強させるという考え方がまだあると思うのです。
そうじゃない考え方の方が元々集まってこられたのか、あるいは集まってこられた後に岩田さんの話を聞いて考え方を改める方のどちらが多いのでしょうか?

完全に後者です。やっぱり詰め込みをしようと思うけれど子供が反発するとか、親子関係が良くなくて鉛筆ボキボキに折ってましたとか、テキスト投げつけたことありますとか、本当に大声で子供に怒鳴る毎日に疲れましたみたいな方もいらっしゃって。
でも決して虐待をしようと思っているのでもなく、子供を懲らしめようと思っているわけでもなくて、愛情からスタートしています。勉強できる子に育てたいなっていう熱い思いがだんだんいつの間にかちょっと変わっていっちゃって・・・なんかこれ違うと感じて、私のところの門を叩いてくれるっていうような感じです。

岩田さん

岩田さん

出口先生

出口先生

僕からすると、古い考え価値観というのがまだ多いということになりますね。

そうですね。やっぱり私たちが受けてきた教育が詰め込み教育でした。頭ではわかっていても、人間は自分が受けてきた教育を、やってしまうということだと思います。

岩田さん

岩田さん

出口先生

出口先生

やはり頑固な方もいて、理解していただくのに苦労することもあるのでしょうか?

そうですね、頭で理解するというのは、ほとんどの人ができます。でも、それがちゃんと行動として現れるかは難しいようです。理解していることと行動で乖離している部分に悶え、葛藤される方は多いですね。

岩田さん

岩田さん

テスト結果ではなく、何が間違っているのかにフォーカスを!

出口先生

出口先生

親の価値観などを変えて、ゆとりを持って本当に生き生きと楽しい教育に切り替えた時に、多分親の方は成績下がるのではないか、成績が上がらないじゃないかというような不安を抱えると思うのですが、実際はどうなのでしょう?

そうですね、成績は指標がその問題ができたかできないかというひとつの軸でしかない。私はそういう小さいことはどうでもよいと思っています。私も3人の子育てをしたのですが、子供たちの通知表は見たこともないくらいです。
テストもあまり見ていなかったです。何につまずいているか確認する部分においてはテストは良いと思いますが、できたかできてないかということにフォーカスすると、私が大事にしてる「学び体質」という、学ぶことが楽しいと思えなくなってしまう危険があると思うのです。
成績が一時的に下がるとかは良くて、何につまずいているかっていうことを一緒に検証する方が何倍も大事かなと思います。

岩田さん

岩田さん

出口先生

出口先生

その通りですが、それでも親は結構イライラするのではないですか?

そうなんですよ。私の受講生でも幼稚園から来てくれてて、小学1年になり子供が持って帰ってきたテストが60点だった。それで、焦って親は "1年生 テスト 100点" でググっていて、私はこんなことでイライラするはずじゃなかったのに・・という方もいます。でも、その方も1周回って "何に間違えてつまずいているのか" "算数のテストだけど、平仮名が読めてなくて、計算ができてないのか" "何個ですかって書いているのに、個って書かないでバツだったのか" といった、ケアレスミスなんだとかルールを分かってなかっただけなんだとか。何が間違っているのかというところにフォーカスして検証することができました。ちょっと最初に知識があると一旦かっとなっても、何が大事かということに戻れるのです。

岩田さん

岩田さん

出口先生

出口先生

そうですね。まず親がテストの中身をしっかり見てほしいと思います。点数じゃなくて、その中にきちんと子供がどこにつまずいたのか、どこが分からないのかっていう印がちゃんとあるので、そこを発見してあげることの方が大事だと思います。

子どもが学びを好きになるには、親の考え方や接し方が大きく影響します。岩田さんの「かおりメソッド」、参考にしてみてください。
次回は「受験」に対する親の余裕の作り方についてお話いただきます!!

◇岩田かおりプロフィール ◇
(株)ママプロジェクトJapsn代表取締役 ◇子ども教育アドバイザー
著書 「天才ノート」を始めよう!
第一子、第二子をお受験塾に入れずに都内の国立小学校に合格させた経験より、幼児教室講師、そろばん教室運営として教育業界にて勤務。2013年に前進である「salon de edutainment〜勉強好きな子どもの育て方」をスタート。2015年よりどんなお母さんでも再現できるように体系化した 「かおりメソッド」講座開講。 ■岩田かおりさんの著書はこちら

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