出口汪の思い
私には、幼児から小学生までのお子さんをお持ちの保護者へどうしても伝えたいことがあります。
それは、子どもの教育を考える時、今の時代をベースにするのではなく、子どもたちが社会で活躍する頃を念頭に置いてほしいということです。
将来、どのような世の中になり、そのためには幼児童期にどのような学力をどのような方法で身につけさせるのか、そうした視点が欠かすことができないということです。
私たちは今、第四次産業革命を迎えようとしています。AIやロボットによる社会構造の根本的変化により、今まで誰も見たことのない世界が出現するのです。幼児童期の子どもたちが大学を受験する頃、あるいは社会で活躍する頃は、まさに激動期の真っ最中で、規制の価値観や常識がことごとく通用しなくなっているのです。
新しい時代に適応するために、当然教育も抜本的に変えなくてはいけません。
ところが、ほとんどの教育が旧態依然の詰め込み教育のままです。
子どもはが自分の教育を自ら選択することができません。
自分の子どもは自分で守っていくしかないのです。
私は今、本気で教育を変えようとしています。
旧態依然の教育を変えていくために、「出口みらい学習教室」を立ち上げました。
そして今回、全国どこでも受講できる「出口式論理アカデミー」の展開を始めました。
多くの保護者の方とともに、過去の教育観や古い価値観にとらわれることなく、子どもを未来に向けて正しい方向へ導いていきたいと考えております。
出口汪とは
株式会社水王舎代表取締役、広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員。
1955年東京都生まれ。その後京都府亀岡市に転居し同地で育つ。
代々木ゼミナール、東進ハイスクールの講師を歴任し、「国語の文章を論理的に読解する手法」を授業に取り入れ、一躍カリスマ講師としての人気を博する。 中学校や高校での授業のあり方を変えるべく、「論理力」を養成する画期的な言語プログラム「論理エンジン」を開発、現在300校ほどの中学校や高校に正式に採用されている。
小学生用のプログラム「論理エンジンキッズ」は多くの塾や学校で使用され、多くの成果を上げている。
また、その傍ら執筆した参考書や問題集などはベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1,300万部を超える。
2019年、新しい幼児童教育を広めるべく「出口みらい学習教室」を立ち上げる。
新たに「出口式論理アカデミー」の展開を始めた。
「世界一受けたい授業」「Qさま!!」などのテレビ出演、「朝日小学生新聞」や「日刊ゲンダイ」などでの連載、「AERA」等の週刊誌の執筆など多数のメディアで活躍中。