オンラインで子どもの表情が見える!
竹内先生
昔は、地方にいて出口先生の現代文の授業を受けることができませんでした。予備校のサテライト化というものがありましたが、今は、それがどこに居てもいつでもオンデマンドで受けられる最高の時代になりました。私も大学の授業も含めてオンラインに切り替えました。
オンラインを否定される方もまだいらっしゃるかと思います。正直な話を言うと、かなりの大人数だとなかなかまだ難しいことも確かにあります。でも、20名くらいであれば画面が全部出ますので、対面で40名の生徒を幾らぐるぐるまわって見ていても、生徒一人一人の顔が見られるかどうか・・・なのですが、オンラインだとすぐ顔や目を見ることができるのです。
目の動きでこの子は今自信がないなとか、この子は手をあげたいのだろうなとか、すごく表情がいい子はバッチリなのだなということが分かります。むしろ対面でぐるぐるまわって40名の表情を見るのはとても難しいです。20人くらいであれば、いっぺんに表情が見られますから、オンラインならではの教育ができ、私のこれまでの実感だと確実に数学算数に関して学力を上げられています。
でも、それは当然教える側のスキルもいると思います。ですので、出口先生の教室の出口式のいろいろな御指導を受けさせていただきました。スキルを受けた方でないと、よいオンライン教育は難しいと思いますが、今後オンラインは、学力が伸ばせる可能性を感じます。
そうですね。子供たちの表情が見えるというのは、すごく学習効果を高めると思います。分かっている子、あるいは分からないからやる気のない子も、先生が表情を見て指名することもできます。あるいは他の子どもたちも、教えあったりでき、刺激になりますね。
他にも色々なアプリやシステムなど、新しいものができていますので、対面でできないことが今できるようになりました。世の中が変わって進歩しているのだから、当然それをうまく利用して、オンラインの良さをもっと活用していった方がよいと思いますね。
出口先生