オンラインでも「伝わる」学び
井上先生は、もともと集団塾で指導経験を積んだのち、現在はオンラインで1対1の国語指導を行っています。
「人と人との触れ合いという点では、対面に勝るものはありません。しかし、それ以外の面ではオンラインの方に優位性があると感じています」と語ります。
オンラインでは、子どもの手元をカメラで細かく観察しながら学習過程を見守れるため、より的確な指導が可能になります。目的意識をもって学ぶ生徒にとっては、対面以上の成果を上げることもできるといいます。
出口式論理アカデミーでは、「論理的思考力を全国の子どもたちに届ける」という理念のもと、オンラインを通じた教育にも力を入れています。今回の対談では、オンラインで小学生や中学受験生に国語を指導している井上秀和先生をお迎えし、国語教育の新しい形について語り合いました。
井上先生は、もともと集団塾で指導経験を積んだのち、現在はオンラインで1対1の国語指導を行っています。
「人と人との触れ合いという点では、対面に勝るものはありません。しかし、それ以外の面ではオンラインの方に優位性があると感じています」と語ります。
オンラインでは、子どもの手元をカメラで細かく観察しながら学習過程を見守れるため、より的確な指導が可能になります。目的意識をもって学ぶ生徒にとっては、対面以上の成果を上げることもできるといいます。
出口先生も、「オンラインでもデメリットは感じない」と共感を示します。
全国どこに住んでいても良質な授業を受けられる今の時代は、学ぶ側にも教える側にも大きな可能性を広げています。
一方で井上先生は、「どんなに経験を重ねても、完璧な教え方はない。常に『もっと良い方法があるのでは』と考えながら指導している」と話します。
変化の激しい時代だからこそ、教師自身が学び続ける姿勢こそが、教育の原点なのかもしれません。
井上先生は、自身のYouTubeチャンネルでも積極的に教育内容を発信しています。
「今は誰もが自由に発信できる時代。自分の教育理念や授業スタイルを見てもらうことが、信頼につながる」と語り、実際にそこから多くの生徒が集まっているといいます。
出口先生も「教育業界は大きく変わりつつある。個人の力で教育を発信し、実践できる環境が整ってきている」と語ります。
今回の対談では、オンライン教育が単なる「代替手段」ではなく、新しい可能性を持つ教育形態であることが示されました。
生徒一人ひとりの理解を深め、教師自身もアップデートし続ける――。それがこれからの時代の「国語教育」の姿なのかもしれません。
引用:出口汪の学びチャンネル
対談動画はこちら → オンラインで広がる国語教育の可能性 ― 出口汪 × 井上秀和