それって、結局どういうこと?
仕事や日常の会話で「つまり何が言いたいの?」と聞かれたことはありませんか?
こちらは丁寧に説明したつもりでも、なぜか伝わらない。
その理由、多くは“余計な言葉”――つまり「飾り」が多すぎるからです。
飾りは話を彩る一方で、相手に伝えるべき“核”が見えにくくなることも。
だからこそ、意識したいのが「要点をつかむ力」です。
情報があふれるこの時代、必要なのは「量」ではなく「本質」を見抜く力。
今回は、そんな現代を生き抜くために不可欠な“読解の力”についてお話しします。
読み終える頃には、「伝え上手」への一歩を踏み出しているかもしれません。
仕事や日常の会話で「つまり何が言いたいの?」と聞かれたことはありませんか?
こちらは丁寧に説明したつもりでも、なぜか伝わらない。
その理由、多くは“余計な言葉”――つまり「飾り」が多すぎるからです。
飾りは話を彩る一方で、相手に伝えるべき“核”が見えにくくなることも。
だからこそ、意識したいのが「要点をつかむ力」です。
私たち論理アカデミーでは、文章を読む際の基礎として、「一文の構造を見抜く」練習を行います。
文章は“主語・述語・目的語”といった「要点」と、それを補足する「飾り」からできています。
◆主語:誰が
◆述語:どうした
◆目的語:何を
この三つが揃えば、文の骨格が見えてきます。飾りはその周囲にある、情報をふくらませる要素です。
では、次の文章から「要点」だけを取り出してみましょう。
「勉強もスポーツも得意で、韓流アイドルのような顔立ちのビッキーは、いとこにもらった大切な財布を池に落としてしまった。」
…どうですか?見つかりましたか?
正解は、「ビッキーは財布を落とした。」
ポイントは、まず述語を見つけること(この場合「落とした」)。
次に主語「ビッキーは」、そして目的語の「財布を」。
この3つが、文の「要点」となります。
一文の「核」を見抜く力がつけば、文章全体の要旨や筆者の意図もつかみやすくなります。
【出口式論理アカデミー】では、読解力の土台となるこの力を、小学生からじっくりと鍛えていきます。
「話が伝わる人」になるために、まずは“読む力”から。
あなたも、論理を学び、“伝わる人”になってみませんか?