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出口式で説明文を攻略しよう!~読解力の秘訣~
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「出口式」読解法を活用し、説明文をスムーズに理解するためのポイントをお伝えします。話題や主張を見つけるコツ、接続語や具体例を活用した効率的な読解テクニックを学びましょう。小学生から高校生まで対応可能な方法なので、読解力を伸ばしたい方はぜひご一読ください!

今回は、前回ご紹介した「出口式」の物語文の読み方に続き、説明文の読解法についてお伝えします。
この方法は、小学生だけでなく、中学生、高校生といった幅広い学年で効果を発揮する、再現性の高い読解メソッドです。
ぜひ最後までお読みいただき、読解力アップのヒントをつかんでくださいね!

話題と筆者の主張を見つけるコツ

物語文では登場人物の感情に注目しましたが、説明文では「話題」と「筆者の主張」が重要なポイントになります。
文章を読みながら、この2つを見つけることが読解の鍵です。

まず、話題を見つけるには、文章中で繰り返し使われている言葉に注目しましょう。特に、第一段落には話題が書かれていることが多いので、最初の段落をじっくり読んでみてください!

筆者の主張を探す3つのコツ

次に、筆者の主張を見つける方法をお伝えします。以下の3つのポイントを押さえましょう。

1.接続語に注目
筆者の主張は、「だから」「しかし」「つまり」の後や、「なぜなら」の前に書かれていることが多いです。

2.問題提起をチェック
筆者が読者に考えてほしい問題を質問文として書いている場合があります。その近くに主張が隠れています。

3.具体例の前後を確認
具体例が出てきたら、その前後のまとめ部分に主張が含まれていることがほとんどです。

実例:読書のお話

それでは、次の文章を読んで、筆者の主張を見つけてみましょう!

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『多くの人たちは、読書をする時間がないと思っています。
本を読む時間がないなら、読書なんてしなくてもいいのでしょうか。
リンゴ先生曰く、読書には、新しい知識を得たり、想像力を豊かにしたり、ストレスを軽減したりする効果があるそうです。
また、読書を習慣化することで、集中力や共感力も鍛えられるそうです。
つまり、読書は心と頭に良いものなので、積極的に取り入れるべきなのです。』

主張を見つけられましたか?
正解は、最後の「つまり」から始まる一文です。このように、主張を見つける方法を身につけると、説明文の内容をしっかり理解できるようになります。

出口式論理アカデミーでは、この「出口式」読解法を、楽しく学べるカリキュラムとして提供しています。
お子さんの読解力を伸ばす環境が整っていますので、ぜひ親子で学びにいらしてください!

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