これからを生きる子どもたちに求められる力とは何か。それは、単なる知識の暗記ではなく、「なぜ?」という問いを発し、論理的に思考し、問題を解決する力です。この「論理力」こそが、未来を切り開く鍵となるのです。
2020年頃から、大学入試と高校入試の受験者に求める能力が変わりました。従来の入試では、いかに効率的に多くの問題を解くことができるのかという「How」に焦点が置かれていました。そのため、多くの受験生は、問題の解法の暗記を中心とした学習をしていました。
しかし、今後の入試では、すでに与えられている論文や資料、グラフを基に、自分の意見や考えを具体的な理由とともに記述する「Why」に重点が置かれた問題が増えてきます。実際に、なぜが重要視されるグループプレゼンテーションや面接、小論文を入試で課す大学が増加しています。このような「なぜ」を問う問題に対応するためには、論理的読解力と論理的思考力、論理的表現力が不可欠になります。
論理的思考力を養うためには、国語教科書や教材を活用し、論理的文章や資料を読解する授業が重要です。学習の構成を通じて、論理的思考力を育むことが求められます。このテーマに対する解説や学びを通じて、問題解決能力を高めることが必要です。入試に対応するためには、論理的思考力を鍛え、論理的表現力を向上させることが重要です。
出口式論理アカデミーでは論理国語の先駆者である出口汪が開発した「論理エンジン」を活用しています。これは、論理的思考力を育むための教育プログラムで、幼児期から楽しみながら論理を学べるよう設計されています。
「論理エンジン」では、まず教材となる国語の教科書や資料を使って、論理的な文章構成や論理的思考の基礎を学びます。次に、様々な問題に対して論理的に考え、解決策を見出す活動に取り組みます。さらに、自分の考えを論理的に説明する力も養います。
この一連の学習プロセスを通して、子どもたちは自然と論理的思考力を身につけていきます。楽しみながら学べるため、子どもたちの興味関心も高く、自発的に学習に取り組むことができます。
論理的思考力は、読解力や問題解決力の基盤となるものです。例えば、国語の授業では、論理的な文章構成を理解し、資料を論理的に読み解く力が求められます。また、様々な教科の問題に対しても、論理的に考え、解決策を見出す力が必要不可欠です。
つまり、論理的思考力を身につけることで、教科学習全般に良い影響を与えるのです。さらに、入試問題への対応力も高まります。論理的思考力は、学力向上に直結する重要な能力なのです。
なぜ、幼児期から論理力の育成に取り組むのか。それは、この時期の脳の発達が最も著しく、論理的思考力の基礎が形成されるからです。
さらに、言語能力や思考力が急激に発達する重要な時期でもあります。この時期に論理的思考力の基礎を培うことで、その後の学習や生活に大きな影響を与えるのです。
また、幼児期は好奇心が旺盛で、新しいことに意欲的に取り組む時期でもあります。楽しみながら論理を学べる「論理エンジン」は、この時期の子どもたちにぴったりなのです。
論理的思考力を身につけた子どもたちは、様々な問題に対して、自ら考え、解決策を見出すことができるようになります。さらに、自分の考えを論理的に説明する力も身につきます。
これらの力は、子どもたちの学習意欲を高め、自己肯定感を育むことにもつながります。論理力の基盤を幼児期から培うことで、子どもたちの可能性を最大限に引き出すことができるのです。
子どもたちの論理力を育むだけでなく、国語の教科書や教材を活用して、論理的な文章構成を一緒に学んだり、問題解決の過程を一緒に考えたりすることで、ご両親にも子どもと一緒に論理的思考力を身につけていただきたいと考えています。
こうした取り組みを通して、ご家庭でも論理的思考力を養うことができます。さらに、ご両親と子どもが共に学ぶことで、より深い絆が育まれていきます。
論理力は、子どもたちの可能性を最大限に引き出す鍵となる能力です。出口式論理アカデミーは、幼児期からの論理力の育成を通して、子どもたちの未来を輝かせていきます。
